アメリカ大統領の言葉をニュースで聞いた。
「この戦いは長くなるかもしれないが、我々は必ず勝つ」
「敵は眠れる巨人を起こした」
私は、「おお、巨人なだけにイメージどおりアタマ悪いんだな」と思ったよ。
あんたら、ベトナム戦争からなんも学んじゃいないんだね。
おっと、失礼、ベトナム戦争から学んでないのは湾岸戦争の時にわかったことだっ
たよ。
結局、アメリカは自分に従えないものを、「正義を貫く」ことを理由に排斥して
るだけじゃないかと思うようになった。
もちろん、テロを糾弾する必要はある。
一般市民をターゲットしたテロがこれからも続くのであれば、私たちはおちおち
旅行にも行けないし。
ニュースの中でとあるイスラムの人が言っていた言葉の重み。
「我々の思想、宗教観はアメリカのそれとはまったく違う。我々がアメリカの考
えに従うのはとても難しい」
そう、テロの報復と銘打ってアメリカがこれから仕掛けようとしてることはイス
ラムの人々にはアメリカへの従属だと言っているのだ。
イスラム圏の世界にとって、今回のテロへの報復は報復だけにとどまらない意味
を持つことだというのを私たちは理解してないように思う。
アメリカって、彼らが首を突っ込んだ戦争でハッピーエンドに終わったものがな
いのを覚えてないんだろうか?
バカの一つ覚えみたいに「絶対に勝つ」とか言っちゃってさ。
ベトナムの時だって負けるとは思ってなかっただろ。
おお、あれは負けたとは言わないんでしたっけ??
なにが「高貴な鷲作戦」だバカめ。
だめです、今日の私は完全にアメリカ主義否定派になっちまってます。
冷静じゃないっす。
ひとつだけ確信できるのはテロの報復のためにぜったいに今回テロに巻き込まれ
てしまった罪ない市民と同じように、
報復の犠牲になる罪ないイスラム市民が死ぬだろうってことだけ。
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