シリーズものは今まで書いてなくて、一気に長編の完走記を書くのが常だったのですが、今回は色々あってずいぶんと遅れての完走記だし、どうせイレギュラーなんだからいいだろってことで、いつもと違うシリーズものでお送りします。
しばらくBlogも充電期間置いてたし、そろそろコマめに書いてもいいかなと。
というわけで、去る2006年11月1日~9日まで行ってきました、ニューヨークのことについて回想したいと思います。
今日はまだ導入編ということで、出発前のことばかり書くと思います。
写真は、Times Squareです。
ついた翌日かなぁ。
世界の中心に立った、そんな気持ちでした。
そもそもなんでニューヨークに走りに行ったんでしょうね。
何がきっかけだったのか・・・
間違いなく言えるのは、こうめさんの影響です。
そして、まっちさん。
最初にここでNYCマラソンについて口にしたのは、2005年1月9日のエントリでした。
・伊達ハーフマラソンで100分を切ること
・満を持して、北海道マラソンで初フルを完走すること
・ホノルルマラソンに出ること(運がよければNYCマラソンがいいな)
なんて書いてました。
北海道で初フル完走と言っているあたり、まだ小出マジックにかかってない、純粋な頃の僕です(笑)
速攻でこうめさんのコメントで背中をドンと押され、ふたりとも抽選エントリー。
でも、抽選にもれたことで諦めちゃいました。
ニューヨークは僕らを呼んでくれてないんだと。
2年越しの想いかなってというか、標準記録を破ってのNYCマラソン参戦は半ば強引ですかね。
なぜニューヨークに行きたかったのか。
ニューヨークという街にはそもそもなんの興味もなかったんですね。
マラソンでもなければ行くことなかったと思うくらい。
でも今では、毎年行くまっちさんの気持ちがわかります。
マラソンという言い訳を作ってでも行きたいってくらい。
なんで180度変わっちゃうんでしょうね。
それだけの魅力が、この街にはあったということです。
僕の知る限りって、たった5回のフルマラソンしか知らないで偉そうなこと言うなといわれるかもしれないけど、恐らく最高のフルマラソンでしょう。
もちろん、比較するのが馬鹿げてるってのはわかります。
東京マラソンの素晴らしさは、決してニューヨークに劣るものではありませんでした。
でも、別格なんです、なぜか。
だから、なぜ行きたかったのかと問われれば、今ならはっきり答えられます。
「呼ばれたから」です。
他の5大マラソンにも呼ばれてます。
だから、順次世界を周ります。
でも、ニューヨークが最初だったんです、僕の中では。
正直、一番敷居が高かった。
早口で、クールで、ニューヨーカーにはいいイメージなかった。
でも、だからこそ一番最初に行きたかった。
2年越しってことだけあって、2006年は大分落ち着いてエントリーしました。
エントリー時点では、標準記録を破ってるとはいえ、半信半疑。
なんか他人事みたいなノリで、とりあえずエントリーしたって感じ。
札幌国際ハーフや、富士登山競走なんかが目白押しで、ニューヨークのこと考えてる精神的余裕がなかったんですよね。
でも、富士登山競走に無計画にエントリーして、宿がなくて困って。
で、気づいたんですよ。
ニューヨークもやばいんじゃないかと。
で、必死に宿探しましたね。
当時は市ヶ谷に長期出張中でしたが、何度か徹夜して調べものした記憶があります。
なんでツアーで行かなかったんでしょうね。
なんかせっかく標準記録もってるのに、ツアーで行くのももったいない気がしたんですよね。
そのせいで、ツアー枠は一人減るわけだし。
で、この時です。
半ば強引に、怖がる妻を巻き添えにしたのは。
彼女は直前まで、本当に2人で行くなんて思ってなかった、冗談だと思ってたようです。
説得するのに、何回か喧嘩しました。
でも、今年は抽選とおったら独りでも行くってどういうこと!?
・・・なんて、結局出発前どころか、全然こんなところでその1は終わりです。
ようやく始まりましたね。お勧めした側からいうと、NYCマラソンどんな風に感じたのか気になっていたのです。
楽しみにしています!
投稿情報: こうめ | 2007/02/27 08:48