「神奈川県警の対応で苦痛」性的暴行受けた豪女性が提訴 - asahi.com : 社会
神奈川県横須賀市で米兵から性的暴行を受けたことが民事訴訟の判決で認定された40代のオーストラリア人女性が8日、「強姦(ごうかん)の被害にあった直後の配慮のない県警の対応で精神的苦痛を受けた」として、同県を相手に、慰謝料など計1100万円の賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
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この手の犯罪に対するケアは欧米の方がずっとずっと進んでいます。
最初から女性警察官が付き添うし、まずは精神的苦痛を取り除く配慮を徹底します。
まぁ、だいたいにおいて精神的ケアは諸外国の方が進んでる気もしますけれど。
事件直後なのに現場で写真撮影に立ち合わせたり、よりによって男性警察官に囲まれて事情聴取なんてとんでもない2次レイプだと記事を読んで強い嫌悪感を抱きました。
日本では、まだまだ男性の意識の中に「レイプされる女性にも問題(よく、「スキ」とかいう言葉で形容されますが)がある」なんて考えがあるんじゃないでしょうか。
暴行という犯罪そのものもとても卑怯で残酷な行為ですが、権威を借りた2次的な精神的暴行は犯罪そのものと同じくらい卑怯で下劣で残酷な行為だと思わずにいられません。
そして、日本のどこかで今日もこういう目に遭っている女性がいるのかと思うと気持ちが暗くなります。
以前は、「そんな男は屈強なそのスジの方々に同じ目に遭わせもらってしまえ」とか思っていたんですが、
最近、それだけで同じ思いをするかというのに疑問を抱いています。
性的な受け皿が基本から違うのだから、同じ状況下に置かれたからといって同じ気持ちになるわけではないのではないかと。
そうなると、やはり女性が女性を守らなくちゃいけないのかもしれない・・・そう思いました。
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